June 2008アーカイブ


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久保さんたら。。。

先週、弘前から戻ってみると、
事務所の机の上に、歴代コロジオンがご覧のように。

今回の新湿板プロジェクトの模様は
久保さんのブログを中心に進んでいることもあって
お任せしようと思っていたのですが、
あまりにも、かわいくて、きれいで、うれしかったので。。。

一枚パチリ。

(しかも、久保さんのブログではもっといい写真が!)

今回のぼくたちの新しい試みは、
実は方法論としては、最初に目指した試みに立ち戻っている。
とはいっても、ぼくたちはこの数年で
技術的にも大きな経験をしてきたこともあって、
方法は最初に目指したものでも、
今では、ある意味別のことに昇華しているような気がする。
特に久保さんのいろいろは、ものすごいことになっている。
とにかく古典技法ではありますが、
今ぼくたちが探しているものは、今までのものではないので、
ということは、新しいこと、と言えるのかもしれません。

でも、何でこんな面倒なことが、こんなにも楽しいのだろう。
まわりからしてみると、このコロジオン溶液独特の臭いの中で、
いつも楽しそうに作業を進めている、
久保さんとぼくのことを、きっと不思議に思っているのでしょうね。

子供っぽいかもしれませんが、
本当は、今の時代ならではの必然がそこにはあって、
かなり大人、とも言えるのですね。笑

とはいっても、なかなか思うようには行きませんが、
この先の結果を、乞うご期待願います!
楽しみにしていて下さいね。


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明日20日より、いよいよ待望のアルバムが発売となりました。

浅野さんがいなくなってしまってからのこの一年で、
この人たちは、またとんでもないアルバムを作ってくれたのです。
ホトケさんも、沼澤さんも、中條さんも、コテツさんも
本当にすごいミュージシャンだと思います。
ぼくはただの友人ですが、自分のことのようにうれしいのです。

とにかく一度、これ聴いてみてください。
その録音されている音も、すごくいい音です。
しかも、その時代背景を失うような感じの音なのですが、
それがかえって、新しい感じがするから不思議です。
一般的に"シカゴ・ブルース"と言われている感じの音が、
現代のそれも日本で、こんな感じというのが驚きです。

そして上の写真のポスターなのですが、
このちょっと太めのドラマーは、
あのジミ・ヘンドリックスの最後のバンド
"Band of Gypsys」のドラマー"バディ・マイルス"です。
そしてその上には、日本を代表するドラマー"沼澤尚"さんです!
しかも、今回のこの「Blues&Soul Records」のおまけについてくるのが
おそらくこんなものは世界初なのでは?という
沼澤さんセレクションの「ブルース・ドラム」のコンピレーション!
ぼくも今から楽しみです。(4/25発売)

それにしても今日の「JIROKICHI」の演奏、ものすごかったです!
そういえば、ムッシュことかまやつひろしさんも言っていました。
「ホトケさん、今、旬です!」と。


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The Americans


昨日、楽しみにしていた待望の写真集が届いた!

フランクさんの代表作「The Americans」が
この度、フランクさんの50周年を記念して、
フランクさん本人が監修のもとに、
アメリカ版の写真集が復刻されたのです。
(この写真集の初版はフランスで出版されています。)

ぼくが大学生の頃、手に入れたものは
リイシュー版と言われているものなのですが、
何と言っても今回のこの復刻版、
今回の初版は、印刷もすごくいいし、
本の大きさも、すごくいい感じで、
その上、価格もとても安いのです。

こんなすばらしい写真集が、
この価格で手に入るのですから、すごいことです。
ぼくはさっそく、これだったら何冊あってもいいと
追加で数冊、注文をしました!

とにかくこの写真集、
持っていない人はもちろん、持っている人も
ぜひとも手に入れて欲しい一冊です。


ページを何度もめくって、
写真を見れば見るほど、いろんなことを写真が教えてくれます。

そしてぼくは、そんなフランクさんに会いたくなってきました。

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