December 2007アーカイブ


071230 @Oiso


今年も残すところあと一日。
だからどうしたというわけではないけれど、
それでも、こんな年の瀬はいつもとはちょっと違う。

今日は、午前中に松方くんと鎌倉で落ち合って、
二人で、そんな年の瀬の鎌倉駅付近をウロウロしたり、
ちょっといい感じの喫茶店でお茶をしたり、
鎌倉でちょっとゆっくりして、
その後、昼下がりの海沿いの道を抜けて、
大磯の彼の実家におじゃましました。

やはりここもまた、もう一つの湘南な感じ。
そんな大磯の町を、二人でカメラ片手にフラフラとお散歩。
何となく知ってはいたものの、
こうやって、案内をしてもらいながら歩いたのは初めてのこと。
旧東海道の名残があちらこちらに点在するこの町は
海が近いこともあって、独特のあたたかい光の色。

今日は風が強かったけれど、
せっかくだからと海岸まで足を伸ばしてみました。
冬だからもちろん風も冷たいし、
今日は海も荒れていたけれど、
何だか、すべての印象がとてもあたたかいのです。

そんなお散歩の後で、
以前からお会いしたいと思っていたお母様と
松方くんのお兄さんと共に、いろいろなお話。。。
とにかくそのお母様は、想像以上にすてきな方で、
そのお話のすべてが最上級で、しかもとてもあたたかい。

こんな年の瀬の、松方家にとっては特別なときに、
おじゃましてしまい、失礼しました。
その上、おいしいローストビーフまでごちそうになって、
とってもうれしかったのです。

帰り道、すっかり夜も更けてしまったけれど、
その海岸線の道を走りながら、
「あ〜、やっぱりここは湘南だなあ〜!」なんて思ったのでした。
もしも、原風景という言葉があるとするならば、
ぼくにとっての原風景は、湘南なのかもしれませんね。


って書いてはみたものの、
すでに日付は変わっているし、明日も事務所に行くし、
何だか、まるでピンと来ないのですが、
うちの会社は、対外的には今日が仕事納めだったのです。

ですので、昨日今日と、床のペンキ塗りをやったりの大掃除。
そして今日は、三田にリニューアルオープンした
ぼくがもっとも大好きな料理人・西尾岳氏が料理長をつとめる
日本料理「しらべ」にて、かなり身内な忘年会。

あ〜、おいしかった!
それにしても、先日も思ったけれど、
「しらべ」になってからの岳さんの料理には、
何だか、とてもあたたかい気持ちが技術と共存していて、
そうなると、ただおいしいだけではなくて、
大きな安心感と共に、豊かな気持ちになれるから
やっぱり、料理ってすごいかも!

そして、とっても身内ではあるけれど、
改めて、こいつらがいてくれたから、
いろんなことがかたちになることが出来たんだなあ〜と、
柄にもなく、ちょっと感謝なんてしてみたりする?

先日、たまたまグレン・グールドを聴いていて、
ふと思い出したのが、萩元晴彦さんのこと。
当時ぼくは27歳。
そんな1987年の12月。
お茶の水に「カザルスホール」がオープンしたのです。
その総合プロデューサーだったのが萩元晴彦さん。
ぼくはその折に、音楽家のポートレイトの撮影を頼まれて、
萩元さんと一緒に初めてのニューヨークに向かいました。
そして当時は、まるでクラシック音楽音痴だったぼくに、
ある日、萩元さんがニューヨークのタワーレコードで、
「これ、おまえ好きだと思うよ!」と買ってくれたのが、
他でもない、グレン・グールドのアルバムだったのです。

今では、残念なことに萩元さんも他界してしまったけれど、
ぼくは、そんなたった一枚のアルバムから、
この20年で、本当にたくさんのことを
感じてきたような気がしているのです。

そんなことがあったので、
だったら今度はぼくが、と
そのアルバムをみんなにプレゼントしたのでした。

気に入ってくれるといいのですが・・・

そしてまた、ここから何かが生まれるといいのになあ、
と思っている2007年のお疲れさま会でした。


バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音)


バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音)


071226 cold&pink


071223 @Bonanza


071222 @Toshimaya


071220 Cat in the light


昨晩は、中身と内容が変わっても
未だに「トヨタカップ」の愛称が定着している
世界一のクラブチームを決定するトーナメント戦の決勝戦。

ぼくも奈良から戻って、急いでテレビの前へ。
すでにキックオフ10分後。
「すごい!すごい!すごい!」
一つ一つのプレーのすべてがすごい。
中でも「KAKA」のプレーは、格別にすごい。

「すごい」ばかりで、わけがわからないけれど、
それほどに、すごくいい試合だった。
ぼくの印象では、今までのトヨタカップの試合の中でも
格別の好ゲームだったのではないでしょうか。

考えてみれば、ぼくが小学生だった頃、
眠たい目をこすりながら観ていたワールドカップにしたって、
ヨーロッパのクラブチームと、南米のクラブチームが
世界一をかけて戦うトヨタカップなどは、
とても遠い異国の夢の試合の連続だった。

それが今では、まだまだ実力の差があるにしても、
日本だって、ここのところ毎回ワールドカップに出場しているし、
今回のトヨタカップでは、あの浦和レッズが堂々の三位!

世界中のいろんなものが、情報が増えたこともあって、
とても身近なものになっている今日この頃だけど、
今回のように、とてもわかりやすいかたちで
進化が見えたりすると、うれしものですよね。

それにしても、すごかった。KAKA


20071216 @OomiwaJinja


今日、奈良の大神神社にお参りに行ったら、
大勢の人々に引っ張られながら、
新しい七五三縄を張っていました。

20071216 myhand

ちょっと、ぼくも参加してみました。

それにしても、「しめなわ」って
「七五三縄」って書くのですね。

小雨降る神社を出ると、
「あっ、虹だ!」


071213


071211 @Gunma


071205 @Shinjuku


今日は、昼間からボーッと空を見上げてみると、
そこにある光たちは、明らかに冬の光。

どのように言葉で表現すればいいのかわからないけれど、
大気の温度が下がっている分、
その光の暖かさを余計に感じるような光。
とでも言えばいいのでしょうか?

う〜ん、そうじゃなくって。。。
今度、もう少し具体的にわかるように説明しますね。

いよいよ最後の紅葉、イチョウもすっかり黄色くなりました。
ビル街の中にある黄色いイチョウの葉は、
つまんないネオンよりも、数段きれいでしたよ!
ぼくは、特にあの意味不明のクリスマスイルミネーションが、
かなり苦手です。。。

もうすぐ2007年も終わりですね。


昨日、今日と、見慣れない”野球”を観ました。
そうです。星野監督率いる日本代表の五輪予選
韓国戦と台湾戦。

いや〜、おもしろかった!
特に昨日の韓国戦は、
おそらく野球がこんなにおもしろいと思ったことはないほど。
あまりにもおもしろかったので、
今日もしっかり観てしまいました!

今までぼくは、小学生からサッカーをやっていたこともあって、
野球というスポーツは縁遠かったのです。
もちろん子供の頃には、よくやってもいたし・・・
実際に、何度か球場に行ったこともあるのですが、
あの聖地ヤンキーススタジアムに行っても盛り上がらなかったし・・・

でも今回の試合は、野球ファンからは笑われてしまうかもしれませんが、
ろくに出ている選手も知らないくせに、
いろんなものが見え隠れして、自分なりにもしっかり参加して、
野球というゲームを、思う存分楽しむことが出来ました!

結果は、ご存じのように見事な三連勝で、
早々と五輪出場が決定!
というわけで、今から北京五輪の試合が楽しみになってきました。

それにしても、あのダルビッシュ選手というのは、
かっこういいですね!

あっ、朝青龍も日本に戻ってきたのですね。(笑)


071201 @Rikugien
2007/12/01 @Rikugien


振り返ってみれば、師走の連続のような一年だったけれど、
いよいよ本当の師走がやってきた。
そんな12月最初の土曜日、
2007年最後の東京観光写真倶楽部の撮影会が
東京でも有数の紅葉の名所でもある巣鴨の「六義園」で行われた。
思い起こせば、昨年の紅葉狩りは「奥多摩」。
そして、もちろんここも同じ東京なのです。
「六義園」というのは、五代将軍徳川綱吉の命により、
およそ7年かけて、山から川からそのすべてを造られた
とても大きな日本庭園。

何はともあれ、ぼくたちは名前の通り、
撮影にやってきた観光写真倶楽部なわけですから、
その光のあり方が、気になるところ。
その日の天気は、雲は多かったものの、それでも時折光が射し、
そうなると紅葉も、キラキラと色を出す。
しかも、紅葉の具合もちょうどいい感じで、
それにつられるように、あっという間に人出、人出。。。

とにかく何時間もそんな「六義園」をウロウロしていると、
ここが東京のど真ん中であることを忘れてしまうほど。

その日は撮影会の後、食事会もあったのですが、
そんな部員の皆さんの顔を見ていると、
撮影会というよりも、観光会という感じで、
「いいの、いいの、これでいいの。」と、
ほくそ笑んでいた、ぼくでした。。。

もちろん、写真だって楽しみにしていますよ。(笑)

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