今年も残すところあと一日。
だからどうしたというわけではないけれど、
それでも、こんな年の瀬はいつもとはちょっと違う。
今日は、午前中に松方くんと鎌倉で落ち合って、
二人で、そんな年の瀬の鎌倉駅付近をウロウロしたり、
ちょっといい感じの喫茶店でお茶をしたり、
鎌倉でちょっとゆっくりして、
その後、昼下がりの海沿いの道を抜けて、
大磯の彼の実家におじゃましました。
やはりここもまた、もう一つの湘南な感じ。
そんな大磯の町を、二人でカメラ片手にフラフラとお散歩。
何となく知ってはいたものの、
こうやって、案内をしてもらいながら歩いたのは初めてのこと。
旧東海道の名残があちらこちらに点在するこの町は
海が近いこともあって、独特のあたたかい光の色。
今日は風が強かったけれど、
せっかくだからと海岸まで足を伸ばしてみました。
冬だからもちろん風も冷たいし、
今日は海も荒れていたけれど、
何だか、すべての印象がとてもあたたかいのです。
そんなお散歩の後で、
以前からお会いしたいと思っていたお母様と
松方くんのお兄さんと共に、いろいろなお話。。。
とにかくそのお母様は、想像以上にすてきな方で、
そのお話のすべてが最上級で、しかもとてもあたたかい。
こんな年の瀬の、松方家にとっては特別なときに、
おじゃましてしまい、失礼しました。
その上、おいしいローストビーフまでごちそうになって、
とってもうれしかったのです。
帰り道、すっかり夜も更けてしまったけれど、
その海岸線の道を走りながら、
「あ〜、やっぱりここは湘南だなあ〜!」なんて思ったのでした。
もしも、原風景という言葉があるとするならば、
ぼくにとっての原風景は、湘南なのかもしれませんね。