振り返ってみれば、師走の連続のような一年だったけれど、
いよいよ本当の師走がやってきた。
そんな12月最初の土曜日、
2007年最後の東京観光写真倶楽部の撮影会が
東京でも有数の紅葉の名所でもある巣鴨の「六義園」で行われた。
思い起こせば、昨年の紅葉狩りは「奥多摩」。
そして、もちろんここも同じ東京なのです。
「六義園」というのは、五代将軍徳川綱吉の命により、
およそ7年かけて、山から川からそのすべてを造られた
とても大きな日本庭園。
何はともあれ、ぼくたちは名前の通り、
撮影にやってきた観光写真倶楽部なわけですから、
その光のあり方が、気になるところ。
その日の天気は、雲は多かったものの、それでも時折光が射し、
そうなると紅葉も、キラキラと色を出す。
しかも、紅葉の具合もちょうどいい感じで、
それにつられるように、あっという間に人出、人出。。。
とにかく何時間もそんな「六義園」をウロウロしていると、
ここが東京のど真ん中であることを忘れてしまうほど。
その日は撮影会の後、食事会もあったのですが、
そんな部員の皆さんの顔を見ていると、
撮影会というよりも、観光会という感じで、
「いいの、いいの、これでいいの。」と、
ほくそ笑んでいた、ぼくでした。。。
もちろん、写真だって楽しみにしていますよ。(笑)