今日は偶然にも日の出の空と、日没の空と両方の空を見た。こうやって毎日空を追いかけているせいか、何となく得したような気分になる? やはり何にしてもこういった変わり目であるとか境目から生まれてくる世界観は美しいもの。それをもっとも象徴しているのが、こうやって夜から朝へ、そして昼から夜へと移り変わる瞬間の空の光景。そして不思議とそんな瞬間は、どんなに疲れていても足を止めて向かい合ってしまう力がある。
その瞬間の間に存在する昼間の時間は、そんな静かな気分とは裏腹にまだまだ夏の強い日差しが降り注いでいる。そして今日は、近所の下北沢では夏祭り。昼間から浴衣姿の若者が街に繰り出している。一方、遠く離れた甲子園の空の下では、夏の高校野球の暑い決勝戦。結果は北海道の「駒大苫小牧」が昨年に続いて偉業ともいえる夏連覇! その夏の活気につられて、お祭りの方をちょっと覗いてみようかなとも思うも、これまた静かに断念? そして今日もテレビでは戦争の特集番組が続いている。
今日は一日が静かに始まって静かに終わった様な印象。そしてこの静けさは、とても平和な匂いがする今日という一日の空。@東北沢