今日の空20050826

昨夜は、ものすごい勢いで台風が東京を通り過ぎていった。

今夜は同じ夜でも昨夜とは打って変わって、まだまだ蒸し暑いものの、秋の虫の鳴き声が、こんな都会の真ん中でも、あちらこちらから聞こえてくる。そしてその声は互いを呼応するように、大きな響きとなってあたりを包んでいる。この音だけ聴いていると、昨夜の恐ろしい程の暴風が嘘のような、まさに秋の夜長。

そして本日はN.Y.で開催している「Made in the shade」の最終日。それにしてもこの開催期間の一ヶ月間は、ぼくにとって本当に意義のある大きな時間であったと改めて実感している。それはただ敬愛するロバート・フランク氏などと共に「Pace/Macgill Gallery」のような一流ギャラリーの企画展に参加出来たことが嬉しいということだけではなく、今までの自分を振り返ることにもなり、そして当然のことながら、この先の自身の不確かな未来について模索することにもつながった一ヶ月であった。
何が変わったわけではないけれど、不思議なもので、改めて全てはこのたわいもない日常から始まっている。だからこそ、ますます大切になる「I LIKE TODAY」という毎日。

December 2017

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31