はじめての竿燈。

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今日の空20050804

今日は早朝より蒸し暑い東京を脱出。しかも今回は先月納車されたばかりのプリウスを駆って、一気に北上して秋田に向かう。しかし、せっかく早起きして6時に家を出たというのに、首都高速でいきなりの事故渋滞に遭遇。(悔涙)そのおかげで東北自動車道に入ったのは、7時過ぎ。そして暑い日差しを車中で感じながら、それも北上すれば和らぐと思いきや、むしろ次第に気温が上がっていく?! 福島あたりでは、何と35℃! それは秋田についても変わらず、予想以上に暑い。それでも北上するにつれて、改めてこの世界が空の下にあることを改めて知る程に空が拡がっていった。そして出来ることならば、その様をゆっくりと眺めていたいと思った高速道路だった。それでも、何度かただそれだけのために思わず車を停める。


蒸し暑い空の下で様々な緑の色が混じり合う、北へ向かうも夏日が続く空。@水沢JCTあたり


そして夜になって、初めて竿燈を見に行った。
確かにその様はとてもきれいで、その大きな竿燈を操る技には目を見張るものがある。それでも時々失敗して倒れてしまったりと、そんなことも含めてなかなか秀逸な夏祭りであることは確か。しかし何とも残念なのが、その環境作りとそれを取り巻く状況。それというのもロウソクの灯が灯った竿燈がゆ〜ら、ゆらと夏の夜空に揺れる様は、美しいもの。しかしその周りがあまりにも明るすぎる。場所によっては、竿燈の向こうにはビルの窓明かりが光高と点いていて、その方が眩しい。その上、お囃子を奏でる櫓の照度も竿燈のそれよりも数段明るいのである。中でも今話題の「郵便局」に至っては、その場を借りてアピールしたいようで、お囃子の車そのものが大きな〒マークと共にライトボックスのように竿燈を打ち消す程に明るい。(嘲)何だかとても悲しい第一印象

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きっともともとは、もっときれいだったんだろうなぁ〜と思いながら、そこに今の日本が集約されているようで、何が出来るか解らないけれど何とかしなくては。それでもまだまだ美しい瞬間が残っていることを信じていたい日本の夏。@秋田にて

December 2017

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