青い沼と青い空

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今日の空20050807

今日も昨日程の快晴とは行かないものの、相変わらずの夏日が続いている。今日は昨日とは方向を変えて、一路青森の十二湖を目指す。何でこんなにも東北地方に惹かれているのかは、未だ自分でもはっきりしない。だからまだまだ探りのような旅が続く。不思議なもので、秋田県から青森県に入ると偶然かもしれないけれど、いきなり天気が変わった。ちょうど昼時だったことも手伝って、今が旬の「いかやき」の文字に吸い込まれるように(笑)その国道沿いの「福寿草」という何とも縁起の良さそうなドライブインのようなところで昼食。その分厚い「いかやき」はもちろんのこと、昨日は上がらなかったけれど、今日は上がっていると言われた「ウニ丼」が本当に美味! 恐るべし日本海。海辺には天日干しされたイカが並んでいる。

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その大満足の昼食の後、一気に十二湖へ向かう。現地に到着すると予想以上の人出。基本的には磐梯山の五色沼のような感じだが、そのスケールが範囲を含めて大きいにも東北的。まずは「青池」に向かうと、時折日が射してきた。するといきなり冷たい湖面の温度が変化するようで、小さな靄の様なものが一気に湖面を走る。それは空気の流れが視覚的に確認出来て、非常に興味深い瞬間。頭の中はまたしても「蟲師」の世界が駆けめぐる。持ち合わせたカメラに不満を抱えながら、デッサンを繰り返すように散歩をする。しかし森の中はじっとしてれば涼しいけれど、歩き回るとあっという間に汗だくになる。それにしても今回の旅行は、今まで東北というと、今東京に暮らすぼくにとっては涼しいような印象を持っていたが、それを打ち消す程に毎日しっかりと汗をかいている。やがてどうも日も出なくなってきたので、青森をあとにして秋田に入ると、またしてもいきなりの青い空。

そしてその空の下では、遅ればせながら完全に梅雨も明けた、これぞ日本海の夏の空。@岩館

December 2017

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