今日も数人の方々と
「よいお年を。」を繰り返し、先程帰宅。
年末なのにもかかわらず、相変わらずの日常が未だに続いている。
この正月休みには、この本を読もうとか、
このレコードを聴こうとか、この写真のプリントをしようとか
いろいろと準備していたのに、まだ何ひとつとして実現していない。
それでも今日は、朝からオーディオの電源を入れて、
久しぶりにターンテーブルを廻してみた。
まず最初に聴いたのは、パブロ・カザルスのシューベルト。
あの伝説の1961年のプラド音楽祭におけるライブ録音。
その演奏は、まさにカザルスのために集まった演奏家たちによる
魂の交歓そのもの。
その心のこもった美しい旋律に後ろ髪を引かれながら、
昼頃から出社をして、暗室の準備。
しかし肝心のネガがなかなか出て来ない。(苦笑)
その最中に清野さんのお手伝いの撮影を終え、遅めの昼食。
そして無事に目的のネガは見つかったものの、既に夕方。
しかも足りないものがあったので、新宿のヨドバシカメラに向かう。
その足で堀木君と合流して、夕食を共にする。
事務所に戻ってやろうかなとも思ったけれど、
そんな時間でもなくなったので、
こうやって帰宅してMacに向かっている。
それでも、いつものような焦りがないのは
きっと世間が何となくお休みモードのせいなのかもしれない?
外に出て、いつもの空を眺めてみる。
するといつもよりあたりも静かで、
その分不思議と気持ちも何もない青空に向かう、もうすぐお正月の空。@東北沢