ジョン・レノン没後25年


イマジン

早いもので、25年前の1980年12月8日。
故ジョン・レノンは、ニューヨークのダコタハウス前で、狂人の銃弾に倒れた。
当時、そのニュースは、大きな衝撃となって日本中を震撼した。
そして、それはぼくにとっても、心の中に大きな穴が開いてしまったかのような生まれて初めての、大いなる消失感があった。
特に、当時自身の進路について模索を繰り返していた上でも、ジョン・レノンは、大きな指針のひとつだった。
そして、この「Imagine」のジャケット写真が、そういったすべてを諭してくれているように感じていた。

翌年、ぼくはそんな思いを胸に抱いて「写真学科」に入学した。
そしてその大学時代の4年間は、毎年命日の12月8日に、友人たちと「ジョン・レノン追悼スタジオ」と称して、貸スタジオにて、ジョンの曲の演奏を繰り返していた。

それから25年経った「12月8日という今日」、
J-WAVEでも朝から、一日中ジョンの曲をオンエアしていた。
今でも、しかもいつも聴いているけれど、やはり今日は、そんな曲のすべてが、改めて心に滲みた。


There are places I'll remember
All my life though some have changed
Some forever not for better
Some have gone and some remain
All these places have their moments
With lovers and friends I still can recall
Some are dead and some are living
In my life I've loved them all

(IN MY LIFEより)

「〈In my life〉 は本当に意識してぼくの人生について書いた初めての曲だと思う…。…ぼくの家から町までバスに乗るところから始まるんだ。思い出す場所を全部並べながらね。ばかげてるとは思ったけど…。
 寝転がっていると、懐かしいいろんな場所が歌詞になって浮かんできて、何日も何時間もかけてひとりよがりにならない歌詞を書こうと頑張ったんだ。そしてあきらめかけたとき、やっと〈In my life〉が浮かんだのさ。」by John Lennon


いつでも 空は青く広がって

いつでも 雲は白く流れて

そして 毎日は変わらずに

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