今日より4月。
その初日の土曜日、
今日は、桜の開花が早まったこともあって、
急遽「東京観光写真倶楽部 小金井公園編」の撮影会を決行。
そんなわけで、昨日更新された「写真がもっと好きになる。」
においても、朝一番の桜を観に行きましょう!
と話した手前もあって、寝不足の中、
早起きをして、小金井公園に向かう。
出発したのは、午前5時45分。
しかし、小金井公園に着いてみると、
すでに日が昇ってしまっていた。
それでも、偶然いい樹に出会えたこともあって、
朝の光が、ゆっくりと時間をかけて
桜の花にしみ込むように、当たる様子を観ることが出来た。
明け方は、まだ手が悴むほどに寒かったけれど、
その桜たちにとっては、とてもあたたかいであろう春の光を
彼らが反射させながらも、吸収しているその感じを見ていると、
不思議とこちらまで、あたたかい気持ちになった。
07:15 @KoganeiKouen
やがていつもの集合時間、午前9時。
徐々に人出も増えてきた。
これは早くしないと、くつろぐ場所がなくなってしまうと
まずは、早々にお花見シートを敷いて陣を取る。(笑)
最初はこんな感じだったけれど、
お昼近くになると、ほとんど地面も見えないほどに
あたりは埋め尽くされていった。
あれだけ静かに一日が始まっていった、
当の桜にしても、さぞかし驚いていることだろう?
それにしても、あたりはめっきりうかれている。
もしかしたら、桜には人をそんな気にさせる
何かがあるのかもしれない?
そんなことを思ながらも、
ぼくはあることを思っていた。
それでもそこは、まぎれもなく
”あたたかいところ”であったことに、違いはない。
春が来て、4月になって、世間でもきっと
様々なことが動き出す。