今日は恒例の桜の撮影で、関西に来ている。
今年の撮影地は、滋賀県の琵琶湖湖北。
そして今日も、おおかたの天気予報を覆し、
京都駅に降り立つと、いきなりの快晴!
早速、竹内さんのロケバスRD号に乗り込み、
一路、湖北に向かう。
当初は、そんな天気予報も手伝って、
今日は、基本的にはロケハンの予定だったけれど、
ちょうど桜のタイミングもよく、
これだけ晴れてくれたので、
いきなり本番の撮影。
まずは、あの紫式部ゆかりの寺として有名な石山寺。
その参道は、ご覧のように見事な満開。
しかもこちらは、花の寺として一年中
何らかの花が楽しめるようで、桜に限らず
あちらこちらで花が咲き乱れている。
そして、眠たい目をこすりながら、
続いて一気に、紀三井寺に向かう。
しかし、ここへ来て雲行きが怪しくなってきた・・・
どうやら強運も、今日のところはここまでだった模様で、
やがて空からは、大粒の雨。。。
そんなわけで、いきなり当初の予定に逆戻りして、
ロケハンを繰り返す。
するとやがて、ロケバスの車窓には、
琵琶湖上にかかった、大きな虹が拡がっていた。
うまく写らなかったけれど、きれいだったなぁ〜虹。
あんなに大きな虹を見たのも、久しぶりのこと。
今日はこれまで、いわゆる桜の名所といわれる場所を
巡ってきたけれど、次の場所は、それとは少し異なる
最近ちょっと噂になっている
野に咲く一本の桜を探しに行った。
そこは観光地ではないので、もちろん標識もなく、
細いたんぼ道を抜けながら、その場所を探してみる。
そして、やがて発見!
そこで、棚田と呼ばれる水田の中に
ぽつりと、あたりを見下ろすように咲き誇っている
一本の桜を見つけることが出来た。
今日は、残念ながら雨が降っていたけれど、
明日は晴れそうなので、お楽しみに。
空から落ちてくる雨をうらみながらも、
ぼくは、久しぶりに、その立地条件もさることながら、
そのやさしくて、美しい枝ぶりに、大いに魅了された。
これこそが、本当の桜の姿なのかもしれない。
そして最後に、かなり日も傾いてきたので、
琵琶湖畔の桜の様子を伺って、本日は終了とする。
しかも、どうやら明日は快晴とのこと!
あの桜に光が当たって、輝く姿を見るのが
今から楽しみになってきた。