昨日まで、湖北の桜を求めて歩いていたことを
疑うような空の旅。
今日は5/5よりシンガポールにて開催される
「The Bright Forest」展のために、
プリントのチェックと、プレスインタビューのために
以前より、何かと評判のいいシンガポール航空で
初めての渡星。
確かにサービスも、さりげなくて、細やかで
快適な空の旅を提供してくれる。
ぼくはあの機内食というのが、とにかく苦手で
ほとんど食べたことがない。
しかし、今回はちょっとつまんでみたら、
何とか食べることが出来た!
それだけでも、シンガポール航空は○。
そしておよそ7時間かかって、
無事にシンガポール空港に到着する。
さすがに、亜熱帯地域だけあって、
着くなり、そのモワンとした湿度に包まれる。
しかし、ぼくにとってはどうやらそれもいやじゃない。
実は、根っからの南国好き?
着いたのは、夕方だったけれど、
タクシーの運転手さんによると、
ここ数週間、シンガポールでは毎日、
夕方は、ものすごいスコールが続いているとのこと。
そのバケツをひっくり返したような雨の中を
市内に向かう。
まずは、Orchard地区という市内の中心部にある
ホテルにチェックイン。
そして今回は原稿を書くのもひとつの目的なので、
まずは、やる気満々のセッティング。
そうは言ってもゆっくりすること許されず、
今回の写真展のコーディネーターの
フートン慧子さんと共に、心配していた
プリントのチェックに、ギャラリーに向かう。
それこそギャラリーも、このOrchard地区の中心にあって、
予想以上に、美しい空間だった。
しかも肝心のプリントの方も、
これだったら、何とかなるかもしれないと思える
そこそこのものが上がっていた。
ホッとしたのはもちろんのこと、
ここに、奄美の木漏れ日があって、
それがやけに、似合っている。
どうやら光もつながっている。