この写真は、残念ながら今年の写真ではない。
それでも、写真というのはおもしろいなーと思ったので
ここに、こうやって載せてみた。
それというのも、もちろん季節感も考えてのことではあるけれど、
この写真は、本日更新された「写真がもっと好きになる。」の中で、
露出の説明をするために、作例として載せたもの。
にもかかわらず、その更新されたページを自分自身で見ていて、
驚くほど客観的に、
「あ〜、すすきだ〜!、また仙石原行きたいな〜!」と思った・・・
これって変ですよね?
だって、自分で撮って、自分で選んで、自分で書いて、
にもかかわらず、そんな風に思ったのがちょっとおもしろくって。
それに、ここのところ映像の編集の仕事が続いていて、
昨日は、11月に発売される「蟲師 特別編集-蟲往来-」
というDVDの中に収録される、
エンディング集の最終編集を編集スタジオでやっていた。
これは、毎回ぼくが全26話に対して、
2枚の写真で構成していったエンディングを
一気につないで観ていただこうというもの。
それらを観ていたときも、このススキの写真と同じように、
そのすべてが、各話に対してぼく自身が選んで
構成したものなのにも関わらず、
同じように、とても客観的にそれらを観ている自分がいた。
だからといって、決して冷めているわけではない。
もしかしたら、他の誰よりも楽しんでいるのかも?
よくわからないけれど、なかなか自分で自分の写真なんて
コメントしづらいものだけど、
少なくと、そこには原作とはまた別の
「もう一つの蟲師」があったことは確か。
それにしても、やっぱりススキってきれいだなー、と。