音と時間の話。


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今日はまた、朝から空にはまっ白な雲が拡がっている。
それでも、この雲のおかげか?
朝の冷え込みは、昨日などに比べるとおだやか。

今日は、久しぶりに「音の話」。

写真をやっていると、いつも思うのが
音と時間の関係。
言い方を変えると、写真の中に含まれている時間のこと。
もちろん、世の中には今では
"Movie"という、その両方を兼ね備えたものが
あるには、あるのだけれど、
それだけでは、単純には解決しない
もっと別の、もっと大切な関係があるような?

そのせいもあって、ここのところまたオーディオがおもしろい。
おもしろいもので、写真を撮っていて
いつも新たな局面をむかえたときに、
その答えを導いてくれるのが、実は音の世界だったりする。

最近では、カメラといえばデジカメという時代になって、
オーディオの世界でも、同じように"iPod"をはじめとした
デジタル機器が、ものすごい勢いで世の中に蔓延している。

そしてぼくが興味があるのは、
そのことで出来ることと、出来なくなってしまったことのいろいろ。
当然、ぼくには時に、その両方が必要なときがあって、
そのおかげで、試行錯誤を繰り返しているといえば、
そういうことなのかもしれない?

出来れば、そんな面倒なことはしたくはないけれど、
それを乗り越えないと、楽しくならないのだから仕方がない。(笑)

そんな最中、ちょっとおもしろいものを見つけたのでご紹介。
それは、今月号の雑誌「ソトコト」にも
そのオムニバス盤が付録で付いていたけれど、
"M.A. Recordings"というインディーズレーベル。
驚くことに、このレーベルでリリースされているものは、
Toddさんというアメリカ人のオーナーが
すべて一人で、たった一台のDATレコーダーと
特製のコンデンサーマイク二本だけで、
しかも一切、レコーディングスタジオを使わないで
路上や教会などで録音されている。
その上、そのCDジャケットの写真もデザインも
すべて一人でこなすという徹底ぶり。
そして、何よりも驚くのが、その音の質の高さ。
どうやら、オーディオマニアの間でも
その音は話題になっているとのこと。

そして、そんな話をしていたら、
とてもタイムリーなタイミングで、
友人から、あのSONYから久しぶりにSONYらしい商品
その名も「デジタルデンスケ」なるものが発売されたとの情報。
しかもこれ、ちょっと格好いい!

相変わらず、だからどうしたという話ではあるけれど、
どうやらまだまだ、やることはたくさん残っているみたい。
そして、これもまた相変わらず、
やはりぼくが見てみたいと思っているのは、
きっとすてきな”ほんとうのこと”。

December 2017

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