今日は、朝から冷たくて、強い風が吹いていた。
その冷たい風を、寒い寒いと言いながら、
どこかでちょっと安心したりもする、温暖化が話題になる今日この頃。
そんな風の中、「Matzu」こと、松山智一さんの展覧会に足を運ぶ。
会場は、柏にある倉庫のような工場をリニューアルした
「Takuro Someya Contemporary Art」というギャラリー。
実は、松山さんの作品は、小さいものは見たことがあったけれど、
大きなペイントを見せてもらうのは、今日が始めて。
月並みな言い方ですが、すごく、きれいでした。
でも、その”きれい”という向こう側に、
きちんと知識と技術も、いやみではなくて、
とても自然なかたちで存在していました。
ということは、すべてが”ほんとうのこと”ということですよね。
だから、ぼくは「Matzuさんの絵、すごく好きだなー」と思ったのです。
そしてこのギャラリー、すごくいい空間なのです。
一言で言うと、「日常の延長線上に存在している」と、ぼくは感じました。
多くのギャラリーというスペースは、
どうしても非日常的になりやすい空間だと思うのです。
もちろん、それはそれで、いいというか、それも必要なんですけれど、
少なくとも、そこには、とても安心できる場所が、
松山さんの絵と共に、存在していたことが、
「すごく、いいなー」と思いました。
ぜひとも、足を運んでみてくださいね。
その後、明日誕生日を迎える、われらが岡本絵里子さんを囲む会?
(あれっ、ちょっと違うかも・笑)
に向かうも、大渋滞。。。
てなわけで、到着が大幅に遅れてしまったのです。
あー、本当にダメな首都低速道路。
そうそう、今日の空は、
予想以上に大きな街だった、柏駅前の空。