桜も、そろそろ。。。

sakuraland

東京の桜も、そろそろ終わり。。。
近所の目黒川の桜も多くは花が散り、
川面は、その花びらでいっぱいになっている。

そしてこのblogも、久しぶりの更新。
その間に、多くのメールをいただき、ありがとうございます。

たしかに、桜の季節ということもあって、
どこかで季節労働者なぼくは、
とても忙しい毎日を送っていたのもたしかなんですが、
実は、少しだけ意識的に、
このインターネットの世界から、はなれてみたのです。

それというのも、ぼくは写真家ですから、
もともとは実体のある被写体と向かい合って、
これまた実体のある写真を作り続けてきたわけです。
もちろん、それは今でも変わらなくて、
散歩も含めて、どこかに足を運んで、
写真を撮る、ということが大好きです。
ところが、現在のように、デジタルという世界が
登場してからというもの、
当然、コミュニケーションのひとつでもある写真の世界も
大きな変化をとげてきたわけです。
そして、だからこそ出来る、新しい写真、
楽しい写真も、そこからたくさん生まれています。
そんな中で、日々ぼくが一番考えていることといえば、
そうやって新たに生まれた、新しい写真を、
どうやったら、より本当のことになるのか。
ということだったりするのです。
それには、何といっても必要なのは、
月並みだけど、人の手のぬくもりのような、
あたたかさだったりするのです。

そうやって考えると、少しずつではあるのですが、
自分なりには、少しは出来てきたかな?
こうやって続けていけば、出来るのかもしれないな?
と、少しは思ったりもするのです。

現に、ぼく自身も、そういったデジタルという新たな道具を使って、
新しい写真を作り続けています。
そうなのです。
ぼくたち写真家にとっては、デジタルというのは、
インターネットという世界よりも、道具としての側面が重要なのです。
ところがぼくは、「今日の空」にしても、
「写真がもっと好きになる。」にしても、
この1年は、特にそのインターネットという世界に、
これもまた、意識的に関わってみたわけです。
おかげさまで、その中にも、自分の居場所のようなものも出来たようで、
多くの読者が、その居場所に参加してくれています。
それはそれで、すごくうれしいものなのですよね。

だからこそ、ちょっと意識的に離れてみたのです。
すると、それはそれで「無くても平気」という世界が生まれます。
ですので、もう少し考えてみようかなー、と思っています。
でもこれは、とても前向きなお休みだったりしますので、
定期的な再開を、楽しみにしていて下さいね。

その間に、ただ仕事に追われていただけではなくて、
いろんなことがありました。

今年は、数年ぶりに韓国の写真家の友人と、
大分・湯布院まで、友人の松方くんを連れ立って、撮影旅行に行ってきました。

二回りも違う、若い人たちと一緒になって、映画のようなものも作りました。

東京観光写真倶楽部でも、どんどんあたたかくて新しい写真が生まれています。

4月20日発売の、沼澤さんホトケさん、浅野さんのブルーストリオ
「The Blues Power」の初CDの撮影はもとより、
アートディレクションもやらせてもらいました。
(現在、岡本がPVの編集中。ぼくはぼくで小さな写真集の編集中。)

4月21日より群馬県立博物館にて開催される
島霞谷・隆夫妻展」において、展示紹介される湿板写真の撮影をしました。
(今回展示される、ぼくの写真は、群馬県立歴史博物館に
コレクションしていただくことになりました。)

そして先週、小金井公園において、
恒例の「湿板桜写真撮影」もやりました。
(久保さん調合の、2007年バージョンのコロジオンも上々です。
しかも、天気にも恵まれて、新たな新天地が開けたような?)

Henri Cartier-Bresson: Scrapbook

こんなブレッソンの写真集をはじめとして、
写真集も、次から次へと届いています。(笑)


そして、デジタルがらみで言えば、このCD。

Live at Massey Hall 1971

Live at Massey Hall 1971

これは、NeilYoungの1971年のライブ音源なんのですが、
とても秀逸なリマスタリングによって、
その臨場感がすごいのです。

こんなところにも、デジタルのすごさを発見しました。

では、明日も早朝から撮影なので、
今日のところは、このへんで。

とにかく、久しぶりでごめんなさい。

December 2017

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