ジョン万次郎


今日は朝から、まさに”堰を切ったように”
という言葉がぴったりの大雨。

「今日はそんな一日」と思っていたら、
午後になって、みるみるうちに空には
白い雲と青い空が拡がっていった。

大雨のおかげで、めずらしく東京のど真ん中でも、
やわらかい緑の香りと共に雨のにおいがした。

そして、いつものように、
そんな空模様に、引っ張られながら、
ぼくの中でも、いくつかのことが
スッキリとすがたを現してきたような。。。

そういえば、ここのところ、
具体的にも、自身がMacから少し離れたところで
仕事をすることが多くなってきていることもあって、
またしても、久しぶりの更新。

相変わらず、いろんなことが動いているけれど、
ここへ来て、湿板写真にまつわるいろいろが、
ちょっとにぎやかになってきた感じ。


先週は、ぼくも協力させていただいた
群馬県立博物館で開催された
「幕末の写真誌夫妻・島霞谷と島隆」展を観に群馬へ。
その足で総勢12人、秘湯”法師温泉”へ。
そして、東京に戻ってくると、NHKから連絡があり、
「日本最古の湿板写真が見つかった!」とのニュース。
しかも撮影者は、あの”ジョン万次郎”!
ぼくは、その写真についてのコメントを求められて、
インタビューに応じただけのことだけど、
とにかく、すごくいい写真だったのです。

それは、とても強い意志を持って、
新しい未開の世界に向かうすがたそのものが
写っているかのような写真だったのですよね。

そして、そんなジョン万次郎の”おもい”に、
ぼくは大きく共感することが出来たのです。

きっとそれは、新たに何かをやってみようと思っている
すべての人々に勇気を与えたのではないでしょうか。

しかも、その写真の中には、
それを楽しんでいるジョン万次郎の”おもい”も
しっかりと写っているのです。

どうやら、まだまだ楽しいことが起きるような。。。

December 2017

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