May 2006アーカイブ


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いよいよ昨日より、東京展「MADE IN THE SHADE」が始まった。

そして今回は「Qlep東京」というサイトの中で、
今展覧会を紹介する、特別なページも作っていただいたので、
そちらも合わせて楽しんでいただきたいと思っている。

その初日でもあった昨晩は、
これもまた、立派なレセプションをやっていただいて、
多くの人が足を運んでくれた。
そしてそこには、古くからの友人もいれば、
新しい友人知人もいて、
そしてもちろん、初めてお会いした人もいた。
そんなすべての顔が、「あたたかいところ」と感じた。

その席でも、簡単にお話ししたけれど、
今回の展示作品は、オリジナルのガラスプレート以外は、
そのすべてがインクジェットのプリントである。
にもかかわらず、立ち現れるその姿と印象は、
とても、あたたかいと感じることが、嬉しかった。

こうやって、やっと幕開けすることが出来たけれど、
これさえ始まれば、少しはゆっくり出来るかと思っていたけれど、
どうやらなかなか、そうも行かないのが現実のようである。(笑)

今日はやっと腫れたなあーと、久々に広い空を見上げてみながら
あっという間に、今日で五月も終わりな夕暮れ時の空。@新横浜

昨日は、やっと五月晴れ。
と思ったら、またあっという間に曇り空が帰ってきた。

それにしても、今年は晴れの少ない五月。
そして、またしても久しぶりの更新。

多くのメールを戴きながらも、
返信もままならず、この場を借りて”すみません”。

そんなメールの中で、皆さんがご察しの通りに
現在、5月30日より東京で開催の個展
「MADE IN THE SHADE」の最後の追い込み。

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もちろん、作業そのものは大変だけど、
嬉しいことに、仕上がりは上々。
個人的には、今回のキヤノンのインクジェットプリントは、
ひとつのエポックメイキングなのでは? と感じるほどに
そこには、デジタルを越えたあたたかさが存在している。
乞うご期待。

あーあ、また曇ったと思いながらも、
その雲の中に光を見つけながら、改めてまだ五月なんだよなな空。@東北沢


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昨日、今日と御殿場のアトリエ。
昨日、こちらに向かう道すがらは、
シンガポールのそれを思い出すほどの、ものすごい雨。
その後は一気に晴れて、快晴に変わるも、
気温も湿度も、その感じがまさに南国のそれ。
それでも、今日の御殿場は、清々しい陽気が戻ってきて、
気持ちのよい風が吹いている。
その風の中を、今が満開のアシタカツツジが揺れる。

目の前の愛鷹山の山裾を流れる雲も、
その風が静かに運び、
青く抜けた青い空は、

まさに風色の空。@十里木高原

ようやく、久しぶりの通常更新。

その間に多くの読者から、シンガポール展に関しての、
更新がないことに対して、多くの励ましのメールをいただきました。
ありがとうございました。

そんなわけで、ぼくは一昨日の朝、
シンガポールより東京に帰ってきました。

その展覧会のレポートは、
本日更新の「写真がもっと好きになる。」の中で紹介しましたので、
見てみてくださいね。

それにしても、慌ただしい毎日だった。
実は帰って来るなり、今度は30日より東京で開催の
「MADE IN THE SHADE」展の、準備やらいろいろ。
それでもこちらはこちらで、
本当に美しいプリントが出来上がっている。
何よりも、ここへ来てシンガポールでも、
東京でも、あたたかい写真が、生まれていることがうれしい。
お楽しみに!

そんな最中に、昨日より二日続いて、
とんとご無沙汰だった洋服の話。
ここのところのぼくは、まさにそれどころではなかったけれど、
昨日は、あちらはあちらでお忙しい中、
武井さんにある方をご紹介していただいた。
その方のオフィスが代官山にあって、
その帰りしな、ファッション好きの武井さんが、
「菅原さん、ここのお店知っています?」と言われ、
ぼくは知らなかったけれど、
「ここのファンの人、けっこういるんですよね。」とのこと。
そんなわけで、その「G.O.D」というお店に入ってみると、
そこで大好きなシャツを発見!
ただの白いシャツだけど、
不思議なほどに幸せな気持ちになった。

そして今日は、新生「GENERAL RESERCH」の展示会。
するとまたしてもそこでも、大好きなものを発見。
もちろん注文したので(笑)
今からそれらが届くのが楽しみ。

何だか毎日が、とても慌ただしく過ぎていく中で、
こんな風に思えていること自体が、
ぼく自身とても不思議だった。。。

湿度の高い、鬱陶しい天気が続く中で、
一瞬だけ、清涼水のような青い空が顔をのぞかせた
夕暮れ間近の、気分いいかも、な空。@中目黒


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A.M.08:55 at The National Orchid Garden

今日は、早起きをして、
今回の展覧会以外のもうひとつの目的の
「SINGAPORE BATANIC GARDENS」の中にある
「The National Orchid Garden 」に向かう。
Orchidは、他でもないシンガポールの国花。

ぼくは、このところ何だかんだとOrchidに縁があって、
先日も、Cartierの今年のコレクションのテーマが
Orchidだということもあって、
そのCartierの仕事で、Orchidを撮影した。

そして、慧子さんと話をしていて、
久保さんと話をしていて、
ちょっとぼくなりのアイディアで、
Orchidを撮影することとなった。

その詳しい模様は、また後日お伝えするとして、
今日は、珍しく朝方からスコールがあって、
そのおかげで、ぼくがその雨が上がって、
「Orchid Garden 」に入ったときは、
ちょうどジャングルの中に、スコールが降った後のようで、
瑞々しいOrchidが、所狭しと咲き乱れていた。

十数年前に、マレーシアのジャングルに行ったときのように、
突然目の前に立ち現れるOrchidの花は、
やはり独特の魅力がある。

雨上がりの、空の下で、
まるで宝石箱をひっくりがえしたかのように
蘭の花が咲いているその様は、
やはりそこにも、どこかで星の印象があるようなOrchidGardenの空。@The National Orchid Garden

こちらに来てからというもの、
何だかんだと、慌ただしい毎日が続いている。

昨晩のレセプションも大盛況で、
祝辞をいただいたエプソン・シンガポールの
新しい社長の清水さんも、
日本大使館の小島大使夫妻も、
とても素敵な方たちで、心よりの感謝。

それにしても、昨晩はスピーチはもちろんのこと、
プレスインタビューも、
テレビのニュース番組の出演も、
全てが英語だったので、
おそらく、もう出る煙がないほどに
頭からは、煙が出ていたはず。(笑)

そして、今日もキンバリーさんたちと
ミーティングなどして、
一日が慌ただしく過ぎていった。

夜は、あの憧れのラッフルズホテルにて会食。
やはりそこは、歴史という時間に育まれた
秀逸な空間があった。

やはり、シンガポールは星の国。

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昨日より、シンガポール入り。
そして、早速会場に足を運ぶ。
すると、シルベスタ君をはじめとしたスタッフが、
うれしいことに首を長くして、待っていてくれた。
どうやらライティングに自信がなかった模様?
それでも、そこにはうつくしい世界が
しっかりと立ち現れていた。多謝。

そして会場には、
立派な図録とフライヤーが置かれていた。

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今日はレセプション。
その模様はまた明日にでも。
取り急ぎの会場写真でした。


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08/05/2006 at Susono,Shizuoka

今日のアトリエは、朝からすっかり
それはまるで雲の中。

この世のすべてが、まっ白で、
そしてこんな世界に包まれると、
独特の浮遊感と共に、
不思議と気持ちも透明になっていく。。。

まっ白な空。


ここのところ、このブログも
サーバーの調子が悪かったこともあって、停滞気味。
それでも玄さんのお力で、何とか復活。。。多謝。

そして、明日よりシンガポールに出発。
早速いくつかの新聞が取り上げてくれたこともあって、
好評との様子を聞いているので、安堵する。
しかし、どうやらシルベスタ君は
納得いかないところが、ひとつあるようで?
「このままでは、菅原さんに見せられない」と、
写真も送ってきてくれない。(笑)
そんなわけで、明日ぼくが撮ったものをお見せしますね。

そして、毎日一枚なんて言っていた
ムーンライダースも、
途切れてしまったので(陳謝)
本日、一挙に公開!

それでは続けて、
武川さん〜良明さん〜博文さん

MRtakekawa02.jpg

MRShirai02.jpg

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そして、おまけというわけではありませんが(笑)
今回のある意味では、総合プロデューサーの
これが、うわさの「たけいどん」!

takeidon.jpg

今日は「こどもの日」。

そして個人的なところでは、
本日より、シンガポールにおける個展がオープンした。

日本語による詳細は、自身のサイトにて。

そして、本日更新の「ほぼ日」の「写真がもっと好きになる。
の中でも、本日は番外編として、展覧会のご紹介。

しかし、なぜ?作者はこうやって、
まだ日本にいるかというと。。。

仕事が終わらないのと、レセプションが10日なので、
それに合わせていく予定。

後で、シンガポールのスタッフのシルベスタ君が
会場の模様を送ってくれることになっているので?
ここでも、ご紹介しますね。

The Bright Forest
2006.05.05-06.11
epSITE Gallery,Singapore


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今日も、どことなく長閑な春日和。
昨日に比べると、雲が多いけれど、
それはそれで、見ていても飽きないもの。

橋の上から、いつものように「空って」みる。
地上では、この川の上であっても、
時折緩やかな風が吹く程度ながら、
空を見上げると、それなりに風が吹いているようで、
そのやわらかい雲が、
次から次へと、すがたを変えていく。

本当だったら、デジカメでは撮りたくない被写体ながら、
たまにはいいか?と雲を追いかけてみる。

不思議なもので、雲を追いかけていたら
眠くなってきた。。。

これはもしかしら、檜花粉のせいかも?などと思いながら、
このいいかげんな眠たい感じも、ちょっと春っぽい、
今日も世間は祝日な空。@中目黒


そして、今日のムーンライダースはかしぶちさん。

MRKashibuchi01.jpg


昨日は、また寒くなって〜雨が降って、
せっかくのゴールデンウィークがと思っていたけれど、
今日はまた、一転しての快晴。

20060502.jpg

今日もいつものように、朝から作業をして、
横浜の実家に向かう。
その道すがら、横浜国際競技場を横目で見ながら、
そういえば、もうすぐワールドカップだなぁ〜と
思いを馳せる。

それにしても、肝心の仕事の方は、
やってもやっても終わらない。。。

朝ちょっと、代官山を散歩をしてみると
ゴールデンウィークながら、朝早かったこともあって、
とても静かで、いつもよりも透明。

どうやら東京の空気はいつもより澄んでいるのかも?
と感じた朝の空。@代官山


そして本日の、ムーンライダースは岡田さん。

MROkada04.jpg

いよいよ今日から五月。
ぼくは昔から、自身の誕生月だからなのか、
この五月が好き。

しかも今日は、五月晴れを一気に飛び越えて、
それはまるで、初夏のようにいきなりのポカポカ。

何はともあれ、昨日の日比谷野音での
ムーンライダースの30周年記念コンサートは、心底しみた。。。
しかもムーンライダースというのは、
高校時代に、本気でミュージシャンを目指していたぼくにとっては、
とにかく憧れの人たち。
今回、そんな憧れの人たちの30周年という
ひとつの節目を記念して制作された小冊子の中で、
何と!湿板写真で、ポートレイトを撮らしてもらった。
そんなわけで、今日はその写真を一気に大公開!

と行こうかと思ったのですが、
やはり、一枚ずつゆっくり見てもらいたいかな?と
一枚ずつの更新。
今日のところは、まずは慶一さん。

MRkeiichi02.jpg

そして会場には、その美しい図録が積まれていて、
訪れるお客さんが、次から次へと買っていく様は、
やはり何とも嬉しいもの。
ぼくが言うののも変だけど? 
心の中で、ありがとうございます!を繰り返していた。(笑)

20060430Riders01.jpg

その日は開演は17時からだったのですが、
ぼくは少し早めに、日比谷野外音楽堂に向かった。
今日の日比谷公園は、あたり一面に、
キラキラしたあたたかい光があって、
訪れている人々の顔も、とても朗らか。
ぼくは駐車場に車を停めて、野音に向かうと、
そのあたたかい木漏れ日の向こうから
慶一さんの歌声が・・・。

もうこの瞬間から、ぼくは完全にやられてしまった。
何せムーンラーダースのコンサートは20年ぶりのことで、
だから余計に、そのあたたかい木漏れ日の下で
走馬燈のように、いろんなことが頭と心の中を駆けめぐり、
気が付くと、勝手に足を止まっていた。

そして、会場に着くと、すでに武井さんは
カメラを2台ぶら下げて、
黄色いゼッケンを付けて完全にプレスモード。
もちろんぼくも、そのゼッケンをいただいて、(笑)
会場に足を入れる。

ステージでは、リハーサルが続いている。
にもかかわらず、慶一さんをはじめメンバーのみんなが、
ぼくの顔を見つけると、
「よく来たね」という顔で迎えてくれた。
憧れの人たちの、そんな顔を見られただけでも、
今回のことは、もう何ものにも変えられない。

続きのレポートは、また明日。

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